便利なリボルビング払いのデメリット

カードローン返済の敵は便利さ?リボルビング払いのデメリット

決められた日までにどうしてもお金が必要!というときに、頼もしいのがカードローンの存在です。ただし、恋人がときにはストーカーに変貌してしまうように、強力な味方ほど付き合い方が肝心です。カードローンをやっかいなストーカーに変貌させてしまわないための注意点をご紹介します。

恋人の愛情と束縛とが紙一重であるように、便利さと不便さもまた紙一重です。カードローンの申込みは簡単です。自宅にいながらにして申込みを済ますこともできますし、必要書類も多くの場合、運転免許証だけです。返済も手軽です。もともと、ないお金を借りたわけですから、「一か月後に耳をそろえて返せ」なんてことは言いません。月々数千円から数万円の分割払いで無理なく返していけます。

ただし、親しき仲にも礼儀ありです。その優しさに甘えてしまうのは、将来の不仲の原因となるかもしれません。借りたものはできる限り迅速にお返ししましょう。でないと、利息という「ありがとう」を思った以上にたくさん付けて返さないと、納得してもらえないという事態に陥ってしまいます。

カードローンの返済方法の基本は、リボルビング払いです。リボルビング払いにも様々な種類がありますが、イメージとしては、毎月同じくらいの金額を払っていくものです。支払いの内訳は元金と利息で、その比率は金額によって変わります。

ある金融機関では、50万円を借りた場合の最少返済額は1万円、金利は14.6%となっています。この条件で借りると、返済には何か月かかるでしょうか?以下、目安として一例を挙げてみます。

「50万円を1万円ずつ返すのだから50回、プラス利息分で数回だろう。利息は14.6%だから50万円かける14.6%で7万3000円か。合計57万3000円だから58回で終わるはず」――そんな風に考えてはいませんか?大不正解です。

金利というのは1年間に付く利息の割合です。そのため期間が長くなればそれだけ額は大きくなります。答えは78か月です。総支払額は77万5050円、利息分は27万5050円です。元金の半分以上も利息として増えてしまいました。

もっと細かく見ていくと恐ろしい事実がわかります。利息は借入額の残高に対して付きますので、残高の多い最初ほど多く、少ない最後ほど少なくなります。一回目の支払で払う利息はなんと、6083円です。返済額は1万円ですので、元金は4000円弱しか減っていません。

このようにリボルビング払いというのは、元金がなかなか減りづらい性質を持っています。できることなら一括で、それが無理なら生活費を切り詰めてでも毎月の返済額を多くするようにしたいものです。限度額内なら何度でも自由に借りられるカードローンでは、返済の途中でまた借りてしまうということがよくあります。そういった甘えた付き合い方が、カードローンをストーカー化させる原因となります。