都合が良すぎる売り文句は疑って!安心できない貸金業者

カードローンを申し込むときにまず気になるのが、審査に通るかどうかということですよね。必要なお金が借りられないのは困りますし、そうでなくても自分の信用に欠点があるかのような判定をされるのは辛いものです。できれば審査の甘い金融機関を選びたいところですが、だからといって都合の良すぎる宣伝には注意が必要です。

以前と違って、今は消費者金融での審査も厳しくなりました。専業主婦など収入のない方は借りるのが困難ですし、年収の3分の1までという決まりもあります。過去にクレジットカードなどで延滞の履歴があれば、それもマイナス要素として反映されてしまいます。もし審査に落ちたとしたら、他の会社に手当たり次第に申込むようなことはせず、借りない方法を探しましょう。無理に借りるのは却って、将来に暗雲をもたらす結果になりかねませんよ。

有名企業以外の貸金業者がすべて危険な業者というわけではありません。ただし、以下に挙げるようなフレーズを広告などに見つけたら、その業者とのお付き合いには慎重になりましょう。

1.『合法です』『違法ではありません』
本当に健全な業者であれば、わざわざそのような表示はしません。

2.『無審査』
お金を借りるには必ず審査があります。

3.『無職・破産・ブラックOK』『大手で断られた方』
よほど厳しい取り立てがあると予想されます。

4.『低金利』
無名企業が有名企業より低金利をうたっている場合には注意が必要です。

5.『複数の借入を一本化』『おまとめローン』
おまとめローンは有名企業や銀行でも審査が厳しいものです。小さな会社が行うのは難しいでしょう。

6.『貸してくれる会社を紹介します』
借りられても借りられなくても、手数料をとられる分、確実に損をします。

7.『救済』『ボランティア』などの親切を装った文言
人助けでお金を貸していては経営が成り立ちませんので、明らかな嘘です。

初めての借金で不安に感じていたり、有名企業に断られて動揺しているときに甘い言葉を見かけると、ついそちらになびいてしまいます。ですが、よく言われるように「おいしい話には裏がある」ものです。精神的に弱っているときにこそ、優しい態度で近づいてくる人には警戒しましょう。

なかには大手企業の名前を使い、そのグループ会社ででもあるかのように装ってダイレクトメールを送ってくる業者もあります。おかしいと感じたら、その差出人名をネットで検索してみることをおすすめします。

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