返済中なら細かい出費にも要注意!カードローン利用にかかる手数料

カードローンでお金を借りたり返したりしていると、利息以外にも何かと出費がつきまといます。それは、振込手数料、ATM利用手数料、契約時の印紙代などです。借入先を選ぶ際には、こういった細かな出費がかかるかについても調べてから申込みをするようにしましょう。借りる額によっては、利息以上の出費となるかもしれません。

まず契約時にかかるのが、書類に貼付する印紙の料金です。せいぜい500円ほどと少額ではあるものの、お金を必要としている方にとっては気になる存在でしょう。印紙代を払うのが貸す側か借りる側かという明確な決まりはありません。そのため印紙代を負担してくれる会社もあれば、借りた側が返済時にいっしょに払うようになっている会社もあります。

お金を借りるときに発生するのが、利用するATMの手数料です。銀行でもコンビニでも、時間帯、金額、金融機関によってかかる料金が変わってきます。比較的いつでも無料で使える会社もあれば、常に有料の会社もあります。

返済時にはやはりATMの利用手数料と、振込手数料がかかる場合があります。いずれも100円から数百円と少額ですが、毎月の返済のたびにかかっていたのでは無視できません。自動引き落としやインターネットバンキングによる返済も視野に入れて、どの方法が一番自分に合っているかを検討しましょう。

金利については皆さん、借りる前によく確認なさることと思います。現在金利の主流は、消費者金融で18%、銀行で15%ほどとなっています。10万円を借りたときに30日間につく利息は、18%の場合で1479円、15%の場合で1233円となり、その差額は246円です。せっかく低い金利で借りられたとしても、出入金の方法によってはその差が逆転するかもしれません。

給料日前に5万円借りて2週間後に返すという方もいらっしゃるでしょう。5万円を金利18%で14日間借りた場合の利息は345円です。これに100円、200円の手数料が追加されるのは、ずいぶん損な気がしませんか?

同じくらいの金利の2社でどちらにしようか迷われているとしたら、なおさら借りる前に、手数料のかかる条件を調べることをおすすめします。手数料や利用できるATMなどは各金融機関のホームページで調べることができます。

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